高度なテクノロジーソリューションを活用する
輸送、ヘルスケアから石油・ガスまで、3Dプリンティングとしても知られる積層造形で新たな可能性を切り開く業界は日々増えています。この高度なテクノロジーは、製造技術革新に優れた独自の道を組織に提供します。より効率的で効果的なコンポーネントを設計する自由を提供すると同時に、世界中どこでもローカルにパーツを製造することができます。リスクを軽減し、安全で信頼性の高い部品を確保するために、LRQAはさまざまな専門的な認証およびトレーニングサービスを提供しています。
CLLAIMプロジェクトがEUの積層造形技術資格制度を創設
CLLAIMプロジェクトの主な目的は、欧州の積層造形技術資格機関を設立し、市場のニーズに基づいた独自の資格を持つ、欧州で調和された資格制度を設計することです。これを達成するためには、新しいトレーニング教材や評価ツールとともに、トレーニングに対する新たなアプローチが必要でした。
LRQAと、ドイツ、ポルトガル、スペイン、英国のさまざまな企業が協力してこのプロジェクトに取り組み、さまざまな付加製造の職務に対応する効果的なトレーニングと資格認定スキームを作成しました。CLLAIMプロジェクトの詳細はcllaimprojectam.euをご覧ください。
LRQAの積層造形に関するサービス
付加製造の革新的な機能を活用するにつれ、部品や材料の品質と安全性の保証がますます重要になります。当社は、一連の認証およびアドバイザリーサービス、ならびに付加製造部品および材料のために特別に設計されたトレーニングコースを提供しています。また、業界標準に準拠していることを証明するための品質マネジメントシステム認証も提供しています。これらのサービスはすべて、各分野のリーダーである当社の熟練した審査員チームによって提供されます。これらの審査員は、お客様のビジネス特有の課題を理解するためにお客様と協力し、実体験に基づいた実用的な洞察を提供することで、お客様のリスク軽減を支援します。
部品認証
部品が品質、安全性、一貫性に関する産業要件を満たしていることを確認します。
材料認証
立会試験と材料規格評価による原料の認証サービスを提供します。
施設アドバイザリー
国際基準およびベストプラクティスに準拠した施設プロセスの導入。
施設資格
専門家による施設監査とプロセスレビューを通じて、Additive Manufacturing Quality（AMQ）スキームの承認を受けます。
教育研修
付加製造認証および施設資格の要件を理解します。
なぜ私たちと協力するのでしょうか?
グローバルなリーチ、ローカルな洞察力
LRQAは80カ国以上で専門的な検査・保証サービスを提供し、あらゆる分野のお客様を支援しています。1,000人以上の検査専門家からなるチームは、現地の幅広いセクターの知識を活用し、何千ものお客様が安全かつ持続的にベストプラクティスを確立できるよう支
一貫したアプローチ
LRQAはお客様と二人三脚で取り組み、まずお客様のビジネス（リスク、課題、ニーズなど）を包括的に理解するためにヒアリングを行います。当社の幅広い専門知識を駆使し、改善が必要な分野を特定した上で、お客様のビジネスをサポートし、付加製造保証プログラムを最適化するソリューションを作成します。
柔軟なデリバリー体制
多くの場合において、安全で信頼性の高いテクノロジーを活用して、オンサイトまたはリモートで提供することができます。どちらをお選びいただいても、同じ高品質のサービスと信頼できる結果をお届けします。リモートサービスには、柔軟性、迅速な提供、グローバルな専門知識へのアクセスという利点があります。
小さなメーカーから世界をリードするブランドまで
LRQAは、さまざまな業界のあらゆる規模の企業に対し、オーダーメイドの検査および積層造形サービスを提供してきた長い歴史があります。LRQAの検査員、スペシャリスト、プロジェクトマネージャーは、国際的な資格を持ち、各業界で豊富な経験を積んでいます。
よくある質問
部品認証とは何ですか？
概要
アディティブ・マニュファクチャリング（AM）が急速なペースで成長する一方で、AM製品が安全であることをメーカーや規制当局に証明する標準化された方法はこれまでありませんでした。
AM技術は、企業に革新的な製品を設計したり、生産リードタイムを短縮したりする柔軟性をもたらしますが、一貫した品質と安全性を確保するために克服すべき大きな障壁が残っています。この問題をさらに深刻にしているのが、AMで製造された部品を考慮したグローバルな認証スキームがなかったことです。
そのため、LRQAと業界パートナーであるTWIは、一般製造業から石油・ガスの上流・下流まで、複数の業界と用途にまたがる広範なAM部品認証サービスを導入しました。
どのように機能しますか？
AM 部品メーカーが、その部品が要求される規範、基準、管理、ベストプラクティスを満たしていることを顧客や市場に証明できるよう支援します。当社は、AMに関する進化する国際基準を適用し、既存の製造方法、規範、基準との同等性を証明するための要件を設定し、AMに関する国際基準の開発を支援するために当社の知識を適用します。
お客様と協力してAM部品を認証する際には、設計だけでなく、材料の選択と供給業者、使用するAM施設にも目を向けます。金属部品については「積層造形認証のためのLRQA-TWIガイダンスノート」、ポリマー部品については「ポリマーAM認証のためのLRQAガイダンスノート」というフレームワークを通じてこれを行います。 また、AM関連施設、材料、コンポーネントの認定および認証に関する担当者のトレーニングもお手伝いします。
材料認証とは何ですか
概要
既存の金属材料規格は、積層造形材料形態に対する要件を含めるようにはまだ拡張されておらず、他の材料形態に要求される試験や許容公差は、得られる特性の違いのために単純に採用することはできません。このため、成形材料の適合性を証明するために慎重に設計され、実行される個別の試験計画が必要です。
積層造形では一貫性が重要です。これは、例えば粉末やワイヤーなどの供給原料の制御と特性評価から始まります。化学組成、粒度分布、見かけ密度、タップ密度など、適切に試験・管理する必要がある金属粉末の基本的な特性はほんの一部です。これはサプライヤーからパウダーを購入する場合にのみ適用されるわけではなく、ロット間（バージンとリサイクル）で発生する可能性のあるばらつきも考慮する必要があります。
溶接消耗品と同様に、原料の保管と取り扱いも承認された手順で管理する必要があります。これは、原料の汚染、物理的損傷、酸化、発火/爆発を避けるためです。
どのように機能しますか？
LRQAは、AM材料のメーカーが、製造された材料が関連する材料仕様およびベストプラクティスに準拠していることを顧客および市場に証明するお手伝いをします。金属ベースの材料には「LRQA-TWI Additive Manufacturing認証のためのガイダンスノート」を、ポリマーベースの材料には「LRQA Polymer AM認証のためのガイダンスノート」を使用します。 当社は、AMに関する進化する国際基準を適用し、既存の製造方法、規範、基準との同等性を証明するための要件を設定しています。LRQAの認証フレームワークに準拠することで、製造業者は材料のタイプ3.1またはタイプ3.2認証を発行することができます。
施設アドバイザリーとは何ですか？
概要
設計から製造計画、原材料の調達、リサイクル、製造、後処理、検査、最終検収に至るまで、すべてを網羅する強固な管理プロセスは、高品質で一貫性のあるAM製品を製造する上で極めて重要です。このようなプロセスは、規模を拡大した生産にとって極めて重要です。このような管理体制が整っていなければ、AM施設は競争力を維持するのに苦労するかもしれません。
LRQAのAM施設アドバイザリーサービスは、既存施設と新規施設の両方に、効果的に生産を開始するために必要なツールと見識を提供します。世界的なAM施設の認定における豊富な経験と、国際標準化委員会への積極的な参加から、各施設の特性を認識し対応しながら、国際的なベストプラクティスに沿ったプロセスを指導します。
どのように機能しますか？
当社の専門家チームは、明確に定義されたフェーズとスケジュールに従い、施設の日常業務への影響を最小限に抑えます。お客様独自の要件に応じて、以下のような活動を行います：
- 施設に必要な範囲と文書をマッピングするギャップ分析。現場での実証監査も可能です。
- 手順開発では、LRQAが手順書、作業指示書、記録テンプレート、検査・試験計画書を作成します。プロセスの最後には、AM施設は、指定された規格や要件に照らして正式化され、監査される準備が整った施設文書一式を受け取ります。
施設資格とは何ですか？
概要
承認された材料で適切に設計された部品であっても、製造段階で多くの問題が発生する可能性があります。 技術を初めて採用する場合、企業は社内に新たな付加製造施設を設置するか、AMサービス機関に部品の製造を委託します。
どちらの場合も、LRQAによる独立した認定を受けることで、適切なプロセスを導入していることを顧客に証明することができます。
どのように機能しますか？
金属ベースのAMプロセスについては「積層造形認証のためのLRQA-TWIガイダンスノート」、ポリマーベースのAMプロセスについては「ポリマーAM認証のためのLRQAガイダンスノート」というフレームワークを使用して、印刷施設を全面的に審査し、以下の分野を調査します：
- 従業員の能力
- 原料、補助材料（ガス、洗浄剤など）、部品の取り扱いの管理
- AMシステムの設置、メンテナンス、継続的能力
- 設備手順と製造計画による製造管理
LRQAには、粉末床溶融法と直接エネルギー蒸着法を利用するAM設備があります。
