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認証取得の背景

スターバックス・チャイナは品質マネジメントシステムの継続的改善、国際基準との統合、および食品安全の確保に対するコミットメントの検証を求めていました。 そこで、同社の包括的なマネジメントシステムが食品安全に向け、コーヒー豆の焙煎から店舗までのサプライチェーンの「ラスト10フィート」までトレースされていることを示すため、GFSI承認規格であるFSSC 22000認証取得を目指されました。

カスタマーインサイト

スターバックス・チャイナ リテールの社長兼COOであるLeo Tsoi氏は次のように述べています。 「この権威ある認証取得には、絶え間ない努力が必要です。食品安全はスターバックスの最優先事項であり、厳格な基準を設定しているだけでなく約束したことを一貫して実践しています。毎日、すべての店舗で、当社のパートナーは食品安全に対する一貫した取り組みを通じてこの約束を果たし、さらに信頼して頂けるようなスターバックス体験を顧客に提供し、世界クラスの食品安全システムを構築しています。私たちは完璧ではありませんが、スターバックスブランドに自信を持ち続けられるよう、食品安全の確保に向け努力いたします。私たちにって、今日は終わりではなく始まりです。」

1999年、北京に最初の店舗をオープンして以来、スターバックスは長期戦略を確立、食品安全マネジメントシステムの「ゴールデンスタンダード」を実施し、社会的責任の一環として食品安全に優先的に取り組んでいます。過去20年にわたり、スターバックス・チャイナはコラボレーションアプローチを推進しており、店舗のパートナーおよび工場ラインを持つサプライヤーと共に管理統合を行っています。スターバックスファミリーの各メンバーは、日々安全で満足頂けるスターバックス体験を顧客に提供するため、堅牢なシステムを導入しつつ実践的な行動をとり食品の安全性に責任を負っています。

独自の「ゴールデンスタンダード」をさらに強化するために、スターバックスは2018年5月にFSSC 22000認証への取り組みを開始し、LRQAにスターバックスエンタープライズマネジメント社(中国)、上海のスターバックス リザーブ ロースタリー、およびスターバックス プリンチ(Princi™)松江(Song Jiang)工場の監査を依頼。企業経営陣から各関連機能部門の協力により、スターバックスは全国180のサプライヤー、4,000を超える店舗、55,000名のパートナーにいたるまでがFSSC 22000の要求事項への対応に取り組みました。

18カ月にわたる努力の結果、コーヒー豆の焙煎からプリンチ工場の運営、サプライヤー、店舗までを網羅する最初のフルレンジFSSC 22000食品安全マネジメントシステムシステムが確立され、原料から最終小売までのプロセス全体のトレーサビリティが確保されました。その結果、スターバックスの食品安全リスクの予防と管理が改善され、小売ケータリング業界の食品安全の新たなベンチマークが設定されました。スターバックスは安全性と優れたサービスに引き続き取り組み、将来的には食品安全管理の継続的改善と革新を取り入れて、フルプロセス制御とトレーサビリティを実現し、顧客が安心して中国のスターバックスに足を踏み入れられるようコミットしていきます。

LRより

「世界をリードする第三者認証機関の1つとして、私たちの豊富な経験とベストプラクティスが、スターバックスの食品安全マネジメントシステムの更なる改善に貢献できるものと考えています。中国のケータリング業界は非常に競争が激しく、食品の安全性は誰にとっても常に懸念事項です。供給プロセス全体をカバーする食品安全システムを確立することで、レストランチェーンの供給元から店舗までの制御システムの効果的な活用を通じ、食品の安全性を確立しリスクを防ぐことができます。これはブランド保護、消費者に対する安心感、そして、企業の競争上の優位性維持に役立ちます。」
LRQA Certification and Business Assurance, 中国 オペレーションマネージャー

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