弊社は2月にフランス・ニースで開催されたGFSI世界食品安全会議にて、VR(仮想現実)技術を用いた食品安全シミュレーションデモを行い会議参加者から高い注目を集め、デモテストを体験された皆様より多くのフィードバックを頂き、この技術開発の更なる必要性がうかがえました。
「この技術が非常に多くの方に受け入れられ、大変嬉しく思っております。まだテスト段階ではありますが、ISO 45001研修コースにこのVR技術を取り入れて欲しいとのご要望もすでに頂戴しており、さらにグローバルクライアント向けカスタマイズコンテンツへの導入に関するお問い合わせも頂戴しております。新たな技術を用いた研修サービスへの人々の関心の高さを目の当たりにしました。
LRQAグループの世界をより安全な場所にするという使命に基づき、VRは受講生が安全な管理された環境の中で、複雑で危険性のある作業を体験し経験を積むのに優れた技術だと考えます。」コマーシャル部門長 スチュアート ケリー
このVRシミュレーションは牛乳充填工場を舞台としており、ユーザーは労働安全衛生基準ISO 45001に照らし合わせてハザードを特定するという内容となっていました。
「VR(仮想現実)は様々な種類の学習項目を作り出すことができ、ユーザーが安全性を損なうことなく、潜在的に危険な環境を体験することができます。
GFSI世界食品安全会議でのデモの成功を踏まえ、VR技術をさらに発展させ、弊社研修に組み込んでいきたいと考えています。行く行くは、お客様事業所での短期研修に、持ち運び可能な段ボール製VRセットを使用することで、研修場所確保の問題でだけでなく非常にコスト効率の高い研修をご提供できることになるでしょう。」
イノベーション・マネージャー フランク・バン・ボッケル。
「VRの素晴らしいところは、それがあたかも現実の環境であるかのように感じられる点です。適切に設計することで、受講者は問題点や証拠、ヒントを探しながら、安全に動き回り、そして講師との話し合いを通じて、確認からではなく分析と振り返りといったプロセスを通じ学習効果を高めることになります。
VR(仮想現実)は弊社のテクノロジー・イノベーション・チームが手掛ける技術の1つに過ぎす、現在、添加物製造、人工知能、AR(Augmented Reality:拡張現実感)そして、ブロックチェーンなどについてもテストを行っています。」
研修・開発サービス グローバル・プロダクト・デベロップメント・マネージャー ビクター・チャベス