リモート審査 (ISO 審査認証)
場所や時間に制約されることなく認証の継続性と有効性を保証する代替手段
リモートアシュアランスサービス:ISO 審査認証
リモート審査について
LRQAのリモート審査では、従来通りの審査と同様に業界に精通した専門家が、テクノロジー活用して、文書やデータのレビュー、インタビュー、サイトツアーを実施します。リモート審査により、オンサイト審査と同等の高い基準を維持しつつ、柔軟な対応でのサービス提供が可能となりました。リモート監査では、企業内の複数の利害関係者が共同で立ち会うことができ、またライブ配信される映像を通じて審査員と意見を交わすことができます。
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リモート審査の利点
時間節約と柔軟な対応が可能
- 審査日程の調整に時間がかからず、またオンサイトでの混乱を最小限に抑えることができます。
- 複数の利害関係者が審査に立会うことが可能なため、世界中どこにいる関係当事者とでも審査状況を直ちに共有できます。
安全かつ持続可能性に貢献できます
- 危険な場所や到達しにくい場所への移動を軽減し、労働安全衛生を向上させることができます。
- リモート審査は、審査サービスに関わる移動を軽減することができるため、組織のカーボンフットプリントを削減できます。
卓越性と専門性
- 審査結果と認定された認証は、堅牢なプロセスと技術的専門知識によって維持されています。
- お客様情報の保護と審査の整合性を確保するために、安全で使いやすいオンラインプラットフォーム利用しています。
リモート審査の計画と実施
ステップ1:プランニング
弊社チームがお客様にご相談させていただいたうえ、お客様ニーズと技術要件に適したリモート審査を提供します。
ステップ2:テスト
必要に応じて、審査日前に電話会議ツールを使ってお客様と接続テストを実施します。
ステップ3:リモート審査
計画された審査日時に審査を実施します。電話会議ツールやファイル・画面共有ツールなどを使用して、貴社マネジメントシステムの適合性と有効性を示すエビデンスを取得します。
ステップ4:リモート審査後
審査の結果や記録は電子レポート形式でお客様と共有します。認証証明書の発行は従来の技術審査プロセスに準じて行います。
ステップ5:フォローアップ
不適合が指摘された場合は、可能な限り、是正処置および予防処置のレビューをリモートで実施します。
テクノロジー
審査時: 弊社審査員はMicrosoft Teamsなど複数のプラットフォームの操作に関するトレーニングを受けており、複雑な審査にも対応できます。審査に使用するツールについては柔軟に対応し、まずお客様とご相談させていただいたうえで、実際に使用するツールを選定させていただきます。また共有するデータや情報のセキュリティと機密性は保護します。
審査後: 独立した認証機関として認定機関により規定された要件に準拠していることを証明するために必要な情報のみを保持します。データは安全なクラウド環境で処理および保存されます。弊社独自のオペレーティングシステムは、UK Cyber Essentials Plus (一般的なサイバーセキュリティの脅威から組織を保護する目的で開始された英国政府認証の認定スキーム)で承認されています。サードパーティのパートナーが使用しているセキュリティ管理についての詳細はこちらをご覧ください。
適用
弊社のリモート審査は、認定機関が定める要求事項に準拠した従来の審査サービス同様のサービスです。
以下の表は、適用に関する現在のルールを示しています。
注1:一般的指針として、審査の最大50%をリモートで実施できます。この場合、2つの期間は2日以上です。審査員は組織の具体的な詳細をレビューし、現地審査とリモート審査を組み合わせた適切な審査計画を策定します。
規格 |
リモート審査 |
備考 |
ISO 9001 |
可能 |
IAF MD4に従ったリモート審査。 注1が適用されます。 |
ISO/IEC 27001 |
可能 |
割り当てられた審査時間の30%以下に限定されます。IAF MD4の要求事項に合致することが必要です。 |
ISO 13485 |
可能 |
IAF MD4に従ったリモート審査。 MDSAP審査と併せて行われる場合は、制限が適用されることがあります。 注1が適用されます。 |
ISO 45001 |
可能 |
MD5のOHS要件が適用されます。認証審査には、インタラクティブなウェブベースのコラボレーション、ウェブ会議、電話会議、クライアントのプロセスの電子的検証など、リモート審査手法が含まれる場合があります。また、プロセス制御やOH&Sリスク管理はリモート審査手法では審査できません。 臨時拠点:通常、臨時拠点の現地審査が行われます。しかしながら、以下の方法が、(上記のような)一部の現地審査に代わるものとして考えられます。 IAF MD4に従ったリモート審査。 注1が適用されます。 |
AS 9100 series |
可能 |
割り当てられた現地審査時間の30%以下に限定されます。IAF MD4の要求事項に合致することが必要です。 |
認定機関が認定するその他規格(NHSS, CMSなど) |
可能 |
ステージ1に制限はありません(IAF MD4に従う)。 注1が適用されます。 |
IATF 16949 |
不可 |
|
IRIS |
不可 |
|
FSSC, BRCGS等 |
可能(一部) |
現行ガイダンスはこちらを参照 |
デジタル審査
お客様の利益を継続的に管理し、お客様が求める高い基準の維持をサポートし、また認証の継続性と有効性を保証するために、弊社ではデジタル審査のアプローチを採用いたしました。お客様にとって効果的かつ効率的な審査を実現するために、テクノロジーを利用して可能な場合には遠隔地から審査を実施しています。お客様は弊社独自のクライアントポータルを通じて、審査計画や報告書、承認証明書、審査結果の分析など、すべての審査データにアクセスできるため、貴組織のシステムをより深く理解していただくことができます。
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LRQAの企業としての優位性
技術的専門知識
今ある課題解決のみならず長期的にお客様のビジネスに役立つ最先端の考え方を取り上げ実際的に導入しています。業界に精通した専門家である弊社審査員は、お客様との長期的な関係を構築し、お客様が抱える課題をあぶり出し、ビジネスを最高レベルに導く戦略構築と課題解決をサポートします。
独立性
高い水準で最善の結果を導き出すためにすべてにおいて常に全力を注ぎ、お客様のビジネス改善につながるサービスを提供します。
事実に基づいたアシュアランス
LRQAではあらゆる課題を余すところなく徹底的に分析し、精度と正確度の高い結論を導き出します。