輸送可能なシリンダーとチューブに関する欧州指令
2010/35/EU
TPEDとは?
輸送可能な圧力機器指令(TPED)は、欧州経済領域(EEA)内で、道路、鉄道、内陸水路による危険物の輸送に使用される特定の種類の輸送可能な圧力機器の製造業者、認定代理店、輸入業者、販売業者、事業者、所有者に適用される欧州指令(2010/35/EU)です。
What does it cover?
TPEDは、例えば以下のような特定の容器に適用されます:
- シリンダー
- シリンダーの束
- チューブ
- 圧力ドラム
- 極低温容器
ADR (欧州危険物国際道路輸送協定) クラス2のガスに使用されるタンクなども対象となります:
- 脱着式タンク
- タンクコンテナ
- タンク車のタンク
- タンク貨車のタンク
- バッテリーワゴンのタンクおよびMEGC (Multiple Element Gas Containers)
他のクラスの6つの危険物質も追加リストアップされており、それらのバルブやその他の付属品も含まれています。
LRQAが提供するサービス
指令には、ノーティファイドボディによる審査が必要な機器が記載されています。また、機器の種類に応じて、適合性評価の方法も定められています。これはADRの規定に基づいています。
LRQAは、輸送可能な圧力機器指令のノーティファイド・ボディです。LRQAは、TPEDの適合性モジュールのすべての側面をカバーする能力を持っています:
- 型式試験
- 品質システムの承認
- 製品検査および試験
- 定期検査および中間検査
- 異常検査
- 適合性再評価